スキニーデニムの素材
スキニーデニムと言っても全てが
「カチカチ」した素材感だというわけではありません。
ガチガチした素材感の場合は履きにくく、座ったり屈んだりしにくくなります。
見た目もハードな印象を与えます。
イメージとしては、ロックのような感じ。
もう一方は、ガチガチしていないストレッチの効いたタイプ。
こちらの素材感はガチガチしたものに比べてやわらかく、かつ履きやすく、
座ったり屈んだりがガチガチタイプに比べて簡単に出来ます。
見た目もやわらかく、いろんな幅でおしゃれが出来ます。
ストレッチの効いたスキニーデニムはポリウレタンが入っているのが特徴的です。
ポリウレタンとは、もともと米国デュポン社によって、
1959年頃から量産し始めた繊維で、ゴムのように伸び、
元に戻りやすい性質を持っています。
余談ですが、アメリカでは「スパンデックス」と呼ばれているそうです。
素材特徴としては伸度が非常に高い、
引っ張るとゴムのように5〜7倍は伸びるそうです。
しかもゴムより丈夫であるという事。
このポリウレタンが入っている事により、
多少伸び縮みし、履きやすくなるんです。
ちなみにジーンズ=デニム生地ではありません。
デニム生地で作られたパンツの一種がジーンズという事だそう。
最近ではジーンズの事を指してデニムと呼ぶ方も増加してきているので
ここまでしっかり区別する必要性はなさそうですが。
デニム生地とは、辞書的に申し上げますと、素材が綿の厚地綿布。
そこにポリウレタンが入る事でストレッチ効果が出るというわけです。
スキニーデニムとしてはこちらの方が人気があるのではないでしょうか。