スキニーデニムとは?
「デニム」は皆が知っている通り、インディゴ色(濃い紺色)をして、
どこかくすんだ感じのするカジュアルパンツです。
もともとは19世紀にアメリカのリーバイ・ストラウスという実業家により
作られたのが原型であるそうです(リーバイス社の創業者)。
サンフランシスコの金山労働者の為の作業着の為に作られたそうです。
その後ハリウッド映画に登場して、
80年代にはオートクチュールのデザイナーの作品までにも登場するなど、
時代とともに「デニム」の意味づけが変化してきました。
近年ではデニムも多様化し、幅広のゆったりとしたバギーパンツや、
スリムで七〜八分丈のサブリナパンツ等たくさんのデニムが店頭に並び、
おしゃれの幅もそれと共に広がりつつあります。
10年前頃、スリムデニムパンツが流行り出したのは記憶にも古いでしょう。
スリムパンツとはその名の通り「スリムなパンツ」です。
しかし、ここ2,3年またスリムなパンツが流行り出しました。
が、それは名を変えて「スキニーデニム」または「スキニー」。
「スキニー」の英語での意味は皮状の、やせこけた、ほっそりした、
骨と皮、みたいな意味。
スキニーデニムのシルエットは体の線にピッタリ感。
少し長めのカットソーや、
スキニーデニムと同時期くらいに流行ってきたチュニックをトップスの合せると、
全体のバランスがよく見えます。
ハリウッド女優が上手くこのバランスを着こなし、そのラインの魅力にとりつかれ、
今や「デニムといえばスキニー」の風潮もあるくらい。人によりますが。
それくらいスキニーデニムは現代にヒットした商品であると言えるでしょう。